200mm f2.8で撮るポートレート【作例付き】実際より大きく背景をボケさせる方法
こんにちは、みなさん
今回は200mm f2.8という望遠よりのレンズで撮るポートレートの良さを紹介して行きたいと思います。
みなさんはポートレート写真を撮る時にどのようなレンズを使いますか?
ポートレートに最適と言われている85mmでしょうか?
それとも標準レンズと言われる使いやすい50mmでしょうか?
僕はポートレートを撮る際に200mm f2.8をよく使います。
なぜ僕が85mmや50mmではなく200mmを使うかを解説して行きたいと思います。
・作例
・メリット
・デメリット
・まとめ
どうでしょうかこのボケ!
50mmや85mmでは決して出すことのできない、圧縮効果と極大のボケが作り出す世界観は圧巻です。
それではこの200mm f2.8をオススメするメリットを二、三紹介したいと思います。
①圧縮効果が大きく反映される
下のサイトではレンズのボケをランキング形式で比較しています。
お勧めポートレート用レンズ(ボケ易い単焦点レンズのベスト15)
このサイトを見ると200mmf2.8は第12位となっていてそこそこボケを楽しめるレンズだということがわかります。
しかし、この200mm f2.8のすごいところはそれだけではありません。
ランキングでは85mmf1.4のボケが第6位となっていて200mmf2.8よりもランクが高いです。しかし実際に撮影をして見ると、200mm f2.8 の方が圧倒的にボケているように見えます。
なぜなら、200mmという焦点距離が大きな圧縮効果を生んでいるからです。
圧縮効果は望遠レンズなどを用いると遠くの景色などが近く大きく見える現象ですが、これによりボケも拡大されて、実際のボケ以上にボケて見えるというカラクリです。
②一本で2役
200mm f2.8といえば色々なレンズが考えられますが、すぐに思い当たるのがカメラメーカー各社から発売されている70-200 f2.8の大三元レンズと呼ばれるものです。
このレンズはプロのカメラマンさんがよく用いている焦点距離で、上のようなポートレート写真を撮ることだけではなく、普通の望遠レンズとして風景撮影などで活躍すること間違いなしです。
③安い
これはあくまで、同じようなボケを楽しめるレンズとの比較にはなりますが、圧縮効果があり、ボケも大きいレンズといえば135mm f1.8 や 105mm f1.4 などが候補にあげられるかと思います。しかしこれらのレンズは出たばかりのレンズで下記リンクのようにお値段がかなり高いです。
それに比べ70-200 f2.8のレンズは昔から各社生産しており、安い中古品を探せば5万円ほどで購入することもできます。
いいことずくめの200mm f2.8ですが、当然ながらデメリットもあります
①かなり下がらないといけない
当然ながら200mmという焦点距離ですので、自分は被写体からかなり離れなければなりません。よって後ろに下がれない場所での撮影などは制限されてしまいます。
また被写体とのコミュニケーションも、取りづらいです。
声が届かないほどではないので一応ポーズの指示などはできますが、85mmなどに比べてやりづらいのは確かです。
②重い
レンズが重いです。僕の使っているレンズは1.5kgほどあります。1.5Lペットボトルと同じぐらいの重さです。まあ持てなくはないですが、ずっと持っていると疲れます
重さに困らない方は購入して間違いないです!
僕の使っているレンズ↓
TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP AF70-200mm F2.8 Di ニコン用 フルサイズ対応 A001NII
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- 発売日: 2008/05/30
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その新型
TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 ニコン用 フルサイズ対応 A025N
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【レンズレビュー】【FE 85mm F1.8】【作例付き】万能ポートレートレンズだった
・外観
・スペック
・作例
・感想
外観はプラスチック製で特に高級感はありませんがシンプルで機能美を感じられるデザインだと思います。大きさもそこまで大きいというわけではなく、α7系のボディと合わせるとベストマッチな気がします。
「ダブルリニアモーター」を搭載し、高速・高精度で静かなフォーカス駆動を実現した、フルサイズ対応ミラーレスカメラ「Eマウント」用大口径中望遠単焦点レンズ。カスタマイズ可能な「フォーカスホールドボタン」を搭載し、カメラのメニュー設定で「瞳AF機能」などの機能を割り当てることができる。ファインダーから目を離すことなくAF/MFモードを切り替えられる「フォーカスモードスイッチ」を鏡筒に搭載
型名:SEL85F18名称:FE85mm F1.8
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:85mm
画角:29°
画角(APS-C):19°
開放絞り:1.8
最小絞り:22
絞り羽根:9枚
最短撮影距離:0.8m
最大撮影倍率:0.13
フィルター径:67
手ぶれ補正:非対応
質量:371g
・MTF曲線
それでは作例を見ていただきたいと思います。※作例は必要に応じてrow現像しています。またブログの都合上リサイズしています。
・人物ポートレート
この写真はほぼほぼ明かりのない夜の公園で撮影したものです。ご覧の通りf1.8という明るさを生かして暗所での撮影を行うこともできます。またバストアップでの撮影では背景が大きくボケることもわかります。
・風景
今度は絞って風景を撮影しました。程よく圧縮効果が得られて被写体と背景が離れている場合の風景撮影にもってこいではないでしょうか
次に解像度を見て見たいと思います。あえて解像度の悪くなる周辺部分を切り出して見て見ましたが、しっかり解像していることがわかります。ISOが2000なので若干ノイジーなのは多めに見てください。
・ブツ撮り
最後にブツ撮りを試してみました。何を撮るかにもよるんですが、料理などを撮るのは少し厳しいと感じました。最短撮影距離は0.8mです。よって椅子に座った状態で撮るためには相当仰け反らなくてはいけないため背骨が折れます笑 この写真は机の反対側に料理を置いて撮影しています。それでも全部入りきらなかった^^;
このレンズの重量は371gとフルサイズ対応のレンズとしてはかなり軽いです。ソニーEマウント用レンズは軽いレンズが少なく、軽さ、解像度、明るさの三拍子揃ったこのレンズはパーフェクトと言えると思います。僕も旅行の際にはこのレンズを付けっ放しにしていくこともあります。
唯一の欠点は最短撮影距離の長さですので、料理などはスマホで十分!人物をメインで撮影したい!という方にはベストな選択ではないでしょうか
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